昨年7月13日夜、NHKは、天皇陛下が「生前退位」
ご意向を示されている、との驚きのニュースをスクープした。
そのニュースが流れた直後、『月刊Hanada』
花田紀凱編集長から原稿依頼があった。
前にもブログに書いたように、締め切りは16日。
突然の大ニュースに突然の執筆依頼。
何の準備もなく、
合間を縫って書き上げたのが、
同誌9月号に掲載された「陛下の『ご譲位』
(私が付けた題名は、確か「『
勿論、
放送される
この文章の末尾を、私は以下のように締め括った。
些か長い引用になるのをご容赦戴きたい。
「このたび、
多くの国民が驚いた。
重いお立場を背負い続け、
ご努力を続けてこられたのだ。
皇位の神聖さを守り抜くために、
衰えさせないために、静かに譲位をお考えになったのではないか。
改めて振り返ってみると、私ども国民は、
皇室の方々の沈黙のご努力とご忍耐に、
だったのではあるまいか。
可能性があるなど
『
と陛下がお考えになるかもしれないなどと、
陛下はいま、
あらゆる自由を制限されながら、
『
“唯一”
この陛下のお問いかけに、平成の国民はどうお答えするのか。
その回答の時期は、もう目の前に迫った。